【取手市M様 ネイビー無地スーツ お出来上がりご紹介】柏 オーダースーツ TAILOR N&Y
皆さまこんにちは!
本日は以前ご注文を頂きましたネイビー無地のスーツが出来上がりましたのでご紹介致します。
ぜひご注文の際の参考にした頂けますと幸いです。
茨城県取手市M様 お仕事用ネイビー無地スーツ
本日ご紹介させていただくのは、ネイビー無地のスーツです。
最初のお出来上がりご紹介記事にふさわしい万能型の生地でございます。
今回のM様は私の以前勤めておりましたラグジュアリーブランド時代からの顧客様で、引き続きご指名頂いております。
いつもありがとうございます!!<m(__)m>
さて、お出来上がりのご紹介ですが特徴はやはり定番の紺無地であり、カチッとした着こなしが求められる場面で【清潔感】や【誠実感】を引き出しすことが出来る生地だと思います。
こだわりのポイントは【ミシンステッチ】です!
スーツの襟元はステッチなし・ミシンステッチ・AMFステッチのどれがおすすめ?
オーダースーツの醍醐味であるボタンや裏地やデザインのアレンジは職場的にNGでいらっしゃるため、襟元を敢えてミシンステッチの0.2㎜感覚で施して、さりげなく柔らかい印象を演出してみました。
襟元のステッチに対する考えは様々で、ミシンステッチはカジュアルだからお仕事用のスーツには絶対に入れないという考えや指導をするオーダースーツ会社や個人テーラーさんもいらっしゃいます。
一方で『オーダーならではのデザインやアレンジを楽しんでもらいたい』『中の芯地と密接になることで衿がシャンとする(=見栄えが良くなる)』との理由から、ミシンステッチをビジネススーツデザインでも基本とする会社や工場があることも事実です。
そんなお話もさせて頂きながら、折角なら今回はミシンステッチをということでお仕立てをさせて頂きました。
ちなみに、高級仕立ての代名詞としてはやはり【AMFステッチ】が有名だと思います。
名前の由来は、昔この手縫いで施していたステッチを星ステッチなどと呼び、高級仕立ての代名詞でした。それを機械で効率よく施せるようにしたのが、アメリカンマシンアンドファウンドリーという会社で、その機械の名前を社名の頭文字をとりAMFと名付けられました。そのことから、機械で施す手縫い風のステッチですが、昔の名残で高級仕立ての代名詞として現在も認識されております。
しかし、このAMFステッチを施す機械自体も多くのメーカーから出ており昔ほど高価なものではなくなり、今では格安既製服のジャケットの襟にまで施されているようになりました。
その為、昔は高級仕立ての代名詞だったものが、今では格安スーツにもある普通のデザインと捉えるお店やフィッターが多いです。
N&Yではオーダーを楽しんでいただきたいです♪
その為、ミシンステッチを標準デザインとして考えるお店も多く、特に女性のお客様からは見た目が柔らかい印象になる為大変人気でございます♪
襟元は必ずAMFじゃなきゃダメや、ミシンステッチやノーステッチでもOKなどと、これが正解、あれは不正解などは極論を申しますとファッションに正解はないのかと考えております。(あくまで私個人の意見ですが)
折角のオーダーですし、いろいろなお話をさせて頂いた上でお好みのデザインをお仕立てし、スーツを楽しんでもらえたらと思います(^_-)-☆
それでは本日のブログは以上です!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。