【就活スーツについて】柏 オーダースーツ TAILOR N&Y
今回は【就活スーツ】についてお話ししたいと思います。
9月が近づいてくると既製品のお店、オーダー専門のお店問わず、ご来店数が多くなってくるのが就活用スーツをお求めのお客様です。
実際にTAILOR N&Yでも学生様やその親御様からのお問い合わせが増えてきております。
それでは就活用スーツは実際にはどんなスーツをご用意されると良いか、簡単にですがご紹介したいと思います!
ご用意される時期は?
就活用スーツをご用意されるのに多い時期は、大学3年次の春先4月や9月頃が多いようです。
また、大学ご入学時にその後の成人式や就活や礼服の代用などを想定し、ご用意される方も非常に多いと感じています。
既製品であれば着用予定の直前も可能ですが、オーダーとなりますと納期に1か月程はかかります。
その後の微調整も必要であれば、着用予定の2か月前には遅くともご注文をされた方がよろしいのではないでしょうか。
早めの準備が大切かと思います(^^)
色の正解は黒?紺?
1着目は黒無地。
2着目をご用意されるのであれば紺無地がおすすめです。
理由としては、この2色であればどんな業種や場面であっても通用する色と柄である為です。
その中でも1着目は黒無地と致しましたのは、前述にありますように黒無地で礼服の役割も考える親御様が多い事です。
そして実際の就活の場面で回りを見ると、圧倒的に黒無地が多い事などが理由です。
私自身、大手紳士服量販店で就活生向けのスーツ販売に携わっておりましたが、そのころから既に黒無地が主流であることは変わっておらず、現在もその傾向のままとなっております。
柄に関しては無地の1択です。
就活の場では柄物は避けられていて、色と同じく柄で個性を出すのは面接時にマイナスの印象に働く恐れがある為、会社や業界によっても違いはございますが、無地を選ぶことが一般的です。
前釦の数は?
主流の上着デザインはシングル2ツ釦です。
上の釦1つだけを留めるようにして、着席時は釦を外して負荷を逃がしてあげましょう。
そういった細かい着こなし1つも面接時にはポイントになるかと思います。
3ツ釦がいいのではと思われる親御様もいらっしゃいますが、3ツ釦に比べて2ツ釦は体を覆う面積が少なく着心地が良いですし、Vゾーンの深さが日本人の体のバランスとも合いやすい為、既成品もオーダーもどちらも主流はシングル2ツ釦となっています。
サイズは?
体に合わせたサイズでお仕立てすることで、清潔感ときちんと感を演出出来ます。
長く着ることを想定されゆったりと作ることを希望される方は多くいらっしゃり、それは良い考え方だと思います。
別の考え方もありまして、就活の場面ではみんなが揃って同じ色柄のスーツを着用していて差別化が図れません。しかしながら、お仕立てするサイズをしっかりと体に合わせることで周りとは明らかに違う着こなしを手に入れる事が出来ます。
オーダーは既製品とは違って体に合わせることに特化していますので、是非今のお体に合わせたサイズでお仕立てください♪